毛細血管力
人は血管と共に老いると云われています。私達の血管の長さを合わせると約10万㎞(地球の2周半)にもなり、その99%は毛細血管です。
毛細血管は加齢と共に減少します。20代と比べると60代では30%、70代では40%も減ってしまいます。毛細血管が減ると血液が隅々まで行かなくなり老化が進みシワやシミ・タルミの原因になります。そして高血圧、肝機能障害、ぜんそく、アトピー性皮膚炎、腎障害、網膜症、骨粗鬆症、認知症などに影響しています。
改善のポイント
①Tie2の活性化
②血流アップ
Tie2は毛細血管の構造がくずれ血液がムダに漏れるのを修復し、しっかりした毛細血管に再生します。
Tie2を含む食材
・シナモン、ヒハツ、ルイボスティー
シナモンはニッキともいい、漢方では桂皮で漢方薬やお菓子にも使われています。私は幼い頃、近くの東霧島神社の春の祭りに行ってケセン(シナモンの地方名)を買って食べるのが唯一の楽しみでした。
さすがに今の時代、木の根をしゃぶる子供は見かけません。まさかニッキの根がこのような薬効があるとは大変な驚きです。紅茶に入れたり、料理に使って食べたり、ウォーキングや入浴で体温を上げるようにすると血管の状態が良くなり、Tie2が活性され血流が回復して老化や病気を防げるといわれます。
(注)シナモンやヒハツは週2回。1回あたり1g、ルイボスティーは週に数杯で十分です。
私はこのシナモンの根3cm位を焼酎のお湯割りに入れて毎晩愛飲しています。だから病気知らずでいつも元気なのかもしれません!
投稿日:2019.02.22