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春風堂の健康シリーズ 「鯉」

マクロビオティックは、昭和初年に桜沢如一氏が日本の伝統的な食生活を重視した玄米と菜食の食事法を提唱し、ヨーロッパ、インド、アメリカなど全世界に広め、アメリカではハリウッドスターのマドンナ、トム・クルーズやヤンキースの松井秀喜など300万人以上の人がマクロビオティックの実践者です。

その理由は、心身が健康になりダイエットにもなり肌や髪が美しくなる為です。マドンナの子供のアトピーがマクロビオティックで治り、以来自分も続けているそうです。本家本元の日本人の方がマクロビオティックを知らない人が多いようです。アメリカでは、自然食品店や自然食レストランが沢山あり、ガンの患者が毎年数パーセント減少しています。

マクロビオティックの食事法は、動物性の食品を一切とらない食事法ですが、唯一つ〔鯉〕だけは例外とされております。鯉には肝臓、腎臓の機能を高める造血を促進し血液を浄化しホルモンの分泌を高めバランスを整えます。このような働きで体力がつき免疫力が上がり病気の改善になります。

母乳不足、カルシウム不足、神経衰弱、ガン、冷え症、更年期障害によく、貧血や眼精疲労には、鯉の胆のうをオブラートに包んで飲むか、黒焼きにして粉にして飲みます。昔、天皇陛下の前で料理できるのは鯉だけ許されたと聞いた事が有り、何か鯉には特別な薬効成分が有るのだろうと思います。

食材のポイント

①玄米は発芽毒のアブニシン酸があるので取り除いてから調理する。

方法
夏・・・・・・・・・・12時間以上、水につける
冬・・・・・・・・・・24時間以上、水につける
40度の湯・・・6時間以上、水につける

②鯉の胆のう(にが玉)は、きれいな川や湖で釣り上げた天然の鯉が効果が有るそうです。

投稿日:2018.06.18