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健康茶スギナについて!

春風堂の薬草園のスギナです。そろそろ採取する時が来ました。スギナはつくしと同じなので、子供から大人までご存知かと思います。また庭の雑草として嫌われていますが、薬草としては、大変優れた薬効があり生薬名は問荊です。日本でスギナの薬効が紹介されたのは、江戸時代に出された和蘭薬鏡(オランダ薬鏡)というオランダの薬学書で、その中にスギナは内外諸部の潰瘍(がんのことと思われる)に用いると書かれています。ヨーロッパの文献にはがんや胆石、肝臓病に効果があると載っています。スギナにはケイ酸、エキセトニン、ベータシトステロールなどの薬用成分が含まれており、このような効果があると思われます。また毛細血管を強くする各種フラボン類や鉄、リン、カルシウム、マグネシウム、ケイ酸などが総合的に働いて、高血圧の改善になり、じわじわと外掘から治して、最後に病気そのものを改善させるといわれています。スギナ茶を毎日飲むと、リウマチや関節炎、神経痛とおさらばでき、健康な人生をまっとうすることができる、とスイスのキコンツレ神父は語っています。

投稿日:2018.05.13